『リアルサウンド映画部』の人気連載『宮台真司の月刊映画時評』の書籍化第2弾(2010〜2020)。2018年に発売された前作『正義から享楽へー映画は近代の幻を暴くー』に続く本書では、連載のまとめに加え、書き下ろし原稿、黒沢清監督、ダースレイダーとの特別対談などを収録。まえがき第一章『寝ても覚めても』『愛しのアイリーン』『万引き家族』『A GHOST STORY』評(前編)『A GHOST STORY』評(中編)『A GHOST STORY』評(後編)第二章『ヒミズ』『KOTOKO』『RIVER』『サウダーヂ』『冷たい熱帯魚』『悪魔を見た』『スプリング・フィーバー』『ノルウェーの森』第三章『アンダー・ザ・スキン』『ニンフォマニアック』『メビウス』『コングレス未来学会議』『ゴーン・ガール』『アクトレス』『野火』『Mommy』『彷徨える河』『ハイ・ライズ』『東京無国籍少女』<前編>『東京無国籍少女』<後編>『マジカル・ガール』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『さようなら』『ひそひそ星』『呪怨・呪いの家』『スパイの妻』黒沢清対談『TENET テネット』ダースレイダー対談あとがき