事業承継は近年,わが国中小企業の最大の課題と言われる。本書は二千社を超える中小企業と関わってきた著者が,規模の制約性から理論的・実証的な接近を試み,規模が小さいからこそ抱える事業承継の悩みや解決の方策について,中小企業経営の現実に即した考察・提言を行っている。研究者のみならず,中小企業の事業承継に関わる全てのステークホルダー必携の一冊。序章 第1部 日本の中小企業の事業承継に関する政策展開第1章 事業承継が問題とされる背景第2章 中小企業白書に見る中小企業の事業承継第3章 中小企業の事業承継の円滑化に向けた政策対応第4章 小括第2部 中小企業の事業承継に関する研究第5章 中小企業の経営における規模の制約性の問題第6章 ファミリー中小企業の事業承継第7章 中小企業の事業承継に関する研究第8章 小括第3部 事例研究第9章 分析のフレームワーク第10章 事例の紹介第11章 総合考察結章付録 半構造化面接調査のための質問票