スウェーデンを代表する人気陶芸家、リサ・ラーソン。1954年ヨーテボリ市ロェースカ美術工芸博物館で開催された展覧会でのデビュー以来、88歳の現在まで精力的に作品を発表している。リサの出発点は、陶芸=「粘土」であるが、その粘土と取り組む仕事は、戦後の絵画作品の流れを大きく汲むもので、多くの芸術家に影響を与えている。・若き日のアーティスト・形成期 ヨーテボリにて・グスタフスベリ社の工房・アメリカでの1年・テーブルデザイン・グスタフスベリ社の工房を離れて・レリーフ・トリ・イヌ・人物像・人形とおもちゃのパートに分け、それぞれの時代の代表作(ネコ、ライオン、ゾウなどの動物、花器、鉢。女性、子ども・・・)を収録。加えてリサと日本の芸術家との関係、リサ・ラーソンの詳細な年表、今回の展覧会に寄せられたエッセイを付した作品集の決定版!