ヴィルデ・フラングバルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、エネスコ:弦楽八重奏曲ノルウェーの妖精から誰をも唸らせる中堅ヴァイオリニストへと変身を遂げたヴィルデ・フラングが、バルトークの死後に元恋人の遺品から発見された『ヴァイオリン協奏曲第1番』と、20世紀前半の3大ヴァイオリニストの一人でもあるエネスコが作曲した『弦楽八重奏曲』を録音。 バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番はもともと存在自体が知られていなかった作品です。ただし、第1楽章のみは若干の変更が加えられて『2つの肖像』 Op.5の第1曲「理想的なもの」として発表されており、冷徹なロマンティシズムを湛えた曲は、若きバルトークの傑作の一つとして知られていますが、生前に発表されることのなかった第2楽章は、激しい感情表現と甘さが混在した不思議な音楽で、バルトークの愛情表現と捉えることもできるでしょう。フラングはこの作品を2017年末、ベルリン・フィル定期に登場した際にも演奏し、蕩けるような美音と共感溢れる解釈で喝采を浴びました。 同時収録のエネスコの八重奏曲は、ひたすらうねる旋律が厚みのある響きで奏でられていく迫力のある音楽。フラングを始め、日本でも注目のチェリスト、アルトシュテットやグスタフソンなどの実力派が一堂に会した名演は、作品を知らない方でもついつい引き込まれること間違いなし。弦の響きの美しさをとことん楽しめる1枚です。(輸入元情報)【収録情報】1. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 BB.48a2. エネスコ:弦楽八重奏曲ハ長調 Op.7 ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン) エリック・シューマン、ガブリエル・レ・マガドゥーレ、ロザンヌ・フィリペンズ(ヴァイオリン:2) ローレンス・パワー、リリー・フランシス(ヴィオラ:2) ニコラ・アルトシュテット、ジャン・エリック・グスタフソン(チェロ:2) フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(1) ミッコ・フランク(指揮:1) 録音時期:2017年9月21,22日 録音場所:パリ、ラジオ・フランス・オーディトリウム 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV