アンサンブル・ジル・バンショワのピュアで明るい声楽に心癒されるひとときヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワ、結成40周年を迎えた彼ら待望の新譜は、フランドル楽派を代表する作曲家クロード・ル・ジュヌの傑作『春』。彼らの魅力を全開できるルネサンス期ポリフォニー合唱を存分に堪能できます。そのピュアで明るい響きに癒されます。 『春』はル・ジュヌの死後1603年に出版された全39曲から成るシャンソン集。クプレとルフランが交互に現れる構成で、曲により声部の配置を変え豊かな表現を引き出しています。クレマン・ジャヌカンらの伝統と新しい様式を結び付けた、当時としては画期的な作品集でした。フランス語の発音をリズムの長短に置き換えることで拍子がひんぱんに変わりますが、かのメシアンは「音楽史上最も美しいリズムの記録」と激賞しています。(輸入元情報)【収録情報】● ル・ジュヌ:『春』より1. おおバラよ、花の女王よ2. さあ、緑美しい5月3. 可愛いブルネットの娘4. 私の眼は眺めるのをやめない5. 美しいつばめ6. あなたの前で私は茫然となる7. ナイチンゲールの歌8. 愛と言う者は誰しも9. 美しい花は僕のもの10. フランシーヌ、ロジーヌ11. ファンタジア第1番12. 輝かしい栄光と名誉は13. 恋は苦悩と苦痛でしかない14. 愛よ、おまえはいつ生まれたのか アンサンブル・ジル・バンショワ ドミニク・ヴェラール(指揮) 録音時期:2019年9月 録音場所:アットスタット 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV