ファースト・アルバム 「STEPS OF THE BLUE」 の発売から一年。この一年のコンサートや作曲活動を通してトランペットという楽器で「歌を歌う」ということが自分のやりたい音楽の核だと確信しました。ジャズが大好きになったきっかけであり、ミュージシャンとしての親のような存在である小曽根真さんにプロデュースしていただいた、世界の第一線で活躍する大好きなミュージシャンたちとの夢のようなレコーディング。最初に音を出したときから、曲に命が吹き込まれたかのように音楽が行きたい方向に進んでいくのを感じました。ニューヨークでの演奏を熱量までそのまま封じ込めたようなこのアルバムをお楽しみいただけると幸いです。松井秀太郎