《彼は作曲家の責任をつくることから受け入れることへと変えた。》(ジョン・ケージ)〈沈黙〉を超えて〈静寂〉へーー図形楽譜の発明者にして、演奏時間4時間を超える長大な楽曲を書いた作曲家、ニューヨーク・スクールの中心人物にしてベケットやロスコとも協働したモートン・フェルドマンとは何者だったのか。同時代の作曲家や抽象表現主義の画家たちとの交流を通じて、変転するその全貌を描き出す。ケージと並ぶ現代音楽の最重要人物、待望のモノグラフ!はじめに第1章 完全に抽象的な音の冒険ーー1950年代の図形楽譜第2章 「音それ自体」の探究ーー1960年代の自由な持続の記譜法第3章 カテゴリーの間ーー1970年代前半の例外的な音楽第4章 歪んだシンメトリーーー晩年の長大な音楽終わりにーー音楽は芸術の形式なのか?注参考文献あとがき