しまなみ海道のほぼ真ん中に位置する広島県の生口島(いくちじま)は、人口約8700人、自転車を使えば3時間足らずで1周できる小さな島です。古くは塩田・造船で栄え、現在では年間生産量約2000トンを誇る日本一のレモンの産地です。人々は爽やかな柑橘類の香りに包まれ、穏やかな気候と瀬戸内海の美しい景色に恵まれ、島での日々をのんびりと過ごします。そこには都会のような喧噪、頭を悩ますつらい人間関係、時間に追われる生活はありません。島内の人々はみんなが温かく、島全体が一つの大きな家族のように、さまざまな年代の人々が互いにつながり支え合いながら暮らしているのです。そんな魅力に惹かれて生口島に移り住み、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどを運営する著者は、施設の利用者をはじめとした島の人々と関わるなかで、毎日のように人とのつながりを肌で感じているといいます。 本書では「人とのつながり」をテーマに、生口島の自然や暮らしの魅力を余すところなくお伝えしています。島での穏やかな暮らしに触れることで、都会とは異なる生き方を知ることができる一冊です。はじめにChapter-1 ようこそ、生口島へ 〜穏やかな瀬戸内海に浮かぶ小さな島〜Chapter-2 島全体が大きな家族 〜生口島で暮らす人々のライフスタイル〜生口島の移住者たち渡部杏香さん小林亮大さん高木洋平さん・佐都美さん長畠弘典さん・理詠さんジナーカーン・シリハンさんChapter-3 これからを創る、島のニューフェイス 〜生口島の変わりゆく街なみ〜SOIL Setodaボナプール楽生苑Chapter-4 生口島で暮らす 〜生口島まるごとデータブック〜生口島ってどんなところ?レモンとアートの島生口島マップしまなみ海道と耕三寺生口島の暮らし生口島で暮らすための各種情報サイト尾道へ車で、船で生口島の可能性 阪本浩和さん島全体が一つの大きな家族 地域と共にある福祉をーー社会福祉法人 新生福祉会楽生苑あとがき