完璧な技術と深い音楽性をもつヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィチワーナー移籍第1弾は、プレトニョフとの深い解釈による濃厚かつ気高い演奏13歳の時にヴェルビエ音楽祭で初めてプレトニョフの演奏を聴いて強い感銘を受けたというロザコヴィチ。数年後に音楽祭のディレクター、マーティン・エングストロームの紹介でプロトニョフと会う機会を持ち、チャイコフスキーの三重奏曲を演奏。以降、世代を超えた友情を育んできたと言います。 このアルバムで2人は完全に息のあった演奏を披露。プログラムにはグリーグ、フランクのソナタに加え、1970年ウクライナ生まれのアレクセイ・ショール(ショー):ヴァイオリン協奏曲を基にプレトニョフがヴァイオリン・ソナタにアレンジした作品がおかれており、異色の輝きを放ちます。 数学者でもあるショールは作曲家としては遅咲きですが、これまでの作品は高く評価されており、世界的なアーティストたちが挙って演奏しています。作品には美しい旋律が満ち溢れるとともに、平和への祈りが込められており、ロザコヴィチとプレトニョフは心を込めて演奏、音楽を生み出すことの喜びと希望を表現しています。 アルバムはグリーグの『ソルヴェイグの歌』で幕を開け、続くフランクでは、プレトニョフが先導するゆったり目のテンポに乗ってロザコヴィチが極上の美音と高い集中力に満ちた演奏を聴かせます。第2楽章の激しい音の応酬、瞑想的な第3楽章も聴きどころ。緊張感を和らげるかのようなショスタコーヴィチの『馬あぶ』をはさみ、前述のショールの美しくも儚いヴァイオリン・ソナタが続きます。 そして、最後のグリーグのソナタで2人は、作品に横溢するエネルギーと哀愁を存分に歌い上げ、ハーモニーに対する深い理解を示しています。ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き。日本語解説書には、弦楽器演奏評論家ジャン=ミシェル・モルクによるロザコヴィチへのインタビューの日本語訳。池田卓夫氏による新規書下ろし解説を掲載。(輸入元情報)【収録情報】● グリーグ:ソルヴェイグの歌(『ペール・ギュント』より、ロザコヴィチ編)● フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8● ショスタコーヴィチ:ロマンス(『馬あぶ』より、ロザコヴィチ編)● ショール/プレトニョフ編:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調● グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45 ダニエル・ロザコヴィチ(ヴァイオリン) ミハイル・プレトニョフ(ピアノ) 録音時期:2023年10月14-16日 録音場所:オランダ、ヒルフェルスム、Muziekcentrum van de Omroep 録音方式:ステレオ(デジタル) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き(輸入元情報)Powered by HMV