20年弾き続けたストラディヴァリウスの名器との別れ最後に選んだのはバッハの聖典、無伴奏全曲録音!ストラディヴァリウス・カルテットのメンバーとしても活躍しているマヤ・ウェーバー。彼女の楽器はストラディヴァリが残したチェロの中で最高峰のものとされる1717年製「ボナミィ・ドブレー・スッジア」。この楽器の貸与期間は1999年から2019年までの20年間と決まっていて、その最後の年に録音されたのがこのアルバムです。チェリストにとっての聖典であるバッハの無伴奏全曲を、愛奏してきた名器との別れを思いながら演奏。その風情は格別のものがあります。 スイスのチェリスト、マヤ・ウェーバーは音楽一家に生まれ4歳でチェロをはじめ、ケルン音大ではフランツ・ヘルマーソンに師事、またアルバン・ベルク四重奏団に室内楽を習いました。1995年にアマール・カルテットのメンバーとしてプロの道に進んで以降、室内楽、ソロともに方々で活躍を続けています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 BWV.1007-1012Disc1● 第1番ト長調 BWV.1007● 第2番ニ短調 BWV.1008● 第3番ハ長調 BWV.1009Disc2● 第4番変ホ長調 BWV.1010● 第5番ハ短調 BWV.1011● 第6番ニ長調 BWV.1012 マヤ・ウェーバー(チェロ/ストラディヴァリス Bonamy Dobree-Suggia 1717年製) 録音時期:2019年6月27,28日、7月1,2,8,9日 録音場所:スイス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【PROSPERO CLASSICAL】ソニーやEMIで長年エグゼクティブ・プロデューサーを務めたマーティン・コーン氏と、デザイナーでありソーシャル・メディアの専門家でもあるクリスティーネ・シュバイツァー氏によって2019年に設立されたスイスのレーベル。レーベル名はシェイクスピアの『テンペスト』の登場人物、プロスペローから。(輸入元情報)Powered by HMV