フランスのクラシック音楽界を担う大器の予感。ラルームと朋友ジュリアン=ラフェリエールがブラームス、フランク、ドビュッシーに挑戦!フランスの若手実力派ピアニスト、アダム・ラルームとチェリスト、ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールがブラームス、フランク、ドビュッシーのソナタに挑戦しました。彼らはヴァイオリニストの梁 美沙とともに結成したトリオ・レ・ゼスプリとしても活躍。日本でも着実に知名度を上げています。 フランクのヴァイオリン・ソナタはチェロをはじめ、ヴィオラ、フルート、サクソフォンなど様々な楽器で演奏されていますが、とくにチェロ版はチェリストの必須レパートリーとしてこぞって演奏・録音されております。ジュリアン=ラフェリエールの伸びやかで優美なソロとラルームの繊細なピアノがフランクにマッチしており、当編曲版における最上の新録音登場と言えます。 1865年に完成したブラームスのチェロ・ソナタ第1番は全3楽章構成の作品。特に印象的な第3楽章は、主題をJ.S.バッハの『フーガの技法』から、コントラプンクトゥスXIIIを引用しています。二人の語りかけるような演奏に心打たれます。 ドビュッシー最晩年の作品であるチェロ・ソナタは、当初、様々な楽器のための6曲のソナタの一つとして計画されていました(実際にはヴァイオリン・ソナタ、フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ、そしてチェロ・ソナタのみ完成)。全3楽章構成で演奏時間10分強の短いソナタながらドビュッシーらしさを呈した傑作です。「フランスものはフランス人による演奏でなければ!」と思ってしまう名演を聴かせてくれます。フランスのクラシック音楽界を担う俊英の演奏をお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】● ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38● フランク:チェロ・ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)● ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(チェロ) アダム・ラルーム(ピアノ) 録音時期:2015年12月21-23日 録音場所:パリ、ボン・セクール寺院 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : I. Allegro Non Troppo2 : II. Allegretto Quasi Minuetto3 : III. Allegro4 : I. Allegretto Ben Moderato5 : II. Allegro6 : III. Recitativo-Fantasia, Ben Moderato7 : IV. Allegretto Poco Mosso8 : I. Prologue. Lent9 : II. Srnade. Modrment Anim10 : III. Finale. AnimPowered by HMV