カンブルランの色彩センスが光る注目演奏!牧神の午後、ペトルーシュカ&サロメの悲劇名興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団ゆかりの傑作シリーズ第3弾。1911年に上演された『ペトルーシュカ』に1912年の『牧神の午後』、そして1913年の『サロメの悲劇』の3作品を収録しています。 まず、アルバムの開始を告げるのは、象徴派の詩人マラルメによる同名詩に着想し、ドビュッシーが印象派と称される直接的な由来にもなった出世作『牧神の午後への前奏曲』。幻想的で夢のような時間が過ぎたあとには、フロラン・シュミットの個性が遺憾なく発揮された代表作が続きます。同じ『サロメ』のエピソードを題材としたシュトラウスの楽劇と同様に、エキゾチックでおどろおどろしくも妖しい世界が繰り広げられるなか、狂気に満ちた終曲「恐怖の踊り」でピークを迎えます。このくだりはどこか『春の祭典』を先取りしたようでもあり、じっさいこの作品はストラヴィンスキーに献呈されています。 締め括りはそのストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』。カンブルランは前回の『春の祭典』でも、類まれなる色彩のセンスを発揮してじっくりと描き上げていただけに、三大バレエ中もっともカラフルな魅力を放つ本作にも期待が高まるところです。75分41秒収録。【収録情報】ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.31.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲2.フロラン・シュミット:バレエ『サロメの悲劇』Op.503.ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版) シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル(3.) 南西ドイツ放送交響楽団 シルヴァン・カンブルラン(指揮)Powered by HMV