マーラー交響曲第7番ノット&バンベルク響ハイブリッドSACD2003年録音の第5番に始まったジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団によるマーラー・シリーズ、今回は交響曲第7番の登場です。 第2楽章と第4楽章に「夜の歌(Nachtmusik)」という標題が付されたこの作品は、ソロからトゥッティに至る管弦楽の多彩な表現力でも知られており、テノールホルン、ギター、マンドリンという通常のオケにはあまり使われない楽器まで駆使した響きの面白さでも有名。 近現代音楽を得意とするジョナサン・ノットは、楽譜の情報を最大限に表出する術に長けているので、多彩な表情変化が持ち味のこの第7番との相性も非常に良いものと思われます。 ジャケットには、表現主義の画家、エゴン・シーレ[1890-1918]の1913年の作品『落日』が用いられています。シーレの描く風景画には独特な美しさがあり、ノットのマーラー・シリーズでは、交響曲第9番に『4本の樹』が使われていました。演奏だけでなくカヴァー・アートへの掲載作品にも配慮するチューダー・レーベルならではの絵画選択です。 今回もオリジナルのマルチ・チャンネル方式でレコーディングされており、SACDレイヤーには2チャンネル音声と5.1チャンネル音声の2種類の音声が収録され、通常のCDプレイヤーでも再生可能なCDレイヤーには、2チャンネルのステレオ音声が収録されています。(HMV)【指揮者プロフィール】ジョナサン・ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者。2000年1月にバンベルク交響楽団の音楽監督に就任するまでは、ヴィースバーデンの州立歌劇場、そして市の音楽監督を務めるなど、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる“カペルマイスター”的なキャリアを積んできました。一方で彼は、現代音楽も得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢は幅広い聴衆から支持されています。 レコーディングにもノットの多彩な才能は反映されており、これまでにベルリン・フィルを指揮したリゲティの2枚の作品集(Teldec)や、アンサンブル・アンテルコンタンポランとのエマヌエル・ヌネス作品集(Accord)、ヘルムート・ラッヘンマン作品集(Kairos)、ジョン・アダムズのDVD(ARTHAUS)、クセナキス、ベリオほかの作品集(BIS)、ワイル、ヴェレス、シュテファン作品集(PAN)といった現代作品や、バンベルク交響楽団とのブルックナーの交響曲第3番、シューベルト交響曲集、シューベルト・エピローグ(現代作曲家がシューベルトを題材に編曲・作曲したもの)、ヤナーチェク、ストラヴィンスキーなどがリリースされています。【収録情報】・マーラー:交響曲第7番ホ短調 [79:19] 1.Langsam(Adagio)-Allegro [21:56] 2.Nachtmusik I(allegro moderato) [16:08] 3.Scherzo [09:15] 4.Nachtmusik II(andante amoroso) [14:07] 5.Rondo, finale[17:53] バンベルク交響楽団 ジョナサン・ノット(指揮) 録音時期:2011年7月11-15日 録音場所:バンベルク、ヨゼフ・カイルベルト・ザール 録音方式:デジタル SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUNDPowered by HMV最高の音で楽しむために!