99年にANDERSON NOISEのNOISE MUSICよりデビューを飾ったRENATO COHENは、2002年にCARL COXのレーベル・INTECからリリースされた「PONTAPE」が爆発的ヒットを記録、ワールドワイドにその名を轟かせることとなる。その後も寡作ながら本アルバムのリリース元でもあるTECHNASIA主宰・SINOから数枚の12”を発表、ブラジルを代表するテクノ・アーティストとなった。チリから飛び出したRICARDO VILLALOBOSやLUCIANOとはまた違った形で南米の底知れぬ力を見せ付けてくれた存在だ。また、WIRE08をはじめ過去数回に渡り来日公演を行っており、ここ日本でも高い人気を獲得している。本作「16 BILLION DRUM KICK」は、彼の地元であるサンパウロで録音され、パリにあるTECHNASIAのスタジオでミックス/エディット、さらに伝説のスタジオ“TRANSLAB”にてマスタリングを施すなど、完成までに2年の月日をかけて制作された入魂の作品! 先行で12”カットされている冒頭の“Magica”での鮮烈なヴォーカル・ループと粘っこいベースラインに象徴されるように、ファンク、ディスコ、ジャズ、そしてブラジリアン・ミュージックの要素がそこかしこに散りばめられた、まさにRENATO COHENでしか作り得ないオリジナリティー溢れるテクノ・トラックが13曲詰め込まれている。TECHNASIAはもちろん、MARKU RIBAS、BOCATO、NEW SAMBA JAZZといったブラジリアン・ミュージシャンも多数フィーチャーしたバラエティーに富んだ仕上がりは、従来のファンに留まらない幅広いテクノリスナーに対して強烈にアピールするだろう。テクノ本来が持つパワーをまざまざと見せ付けてくれる力強いトラックに打ちのめされること必至の傑作!Disc11 : Magica2 : Cosmic Man3 : Samba Who ?4 : Acida5 : Jaxx6 : Power7 : Street Dancer8 : Shout9 : Summer Rain10 : Corazon11 : Sunrise12 : Pontape Jazz13 : Cultura Em Constante MovimentoPowered by HMV