Colori d’Amore(愛の色)ケルメス、イタリア・バロックを歌うドイツ・ハルモニア・ムンディ第3弾!鮮やかなコロラトゥーラの技巧でも有名なドイツのソプラノ、ケルメスによる珍しいレパートリーを収めたアリア集の登場。【ジモーネ・ケルメス】ケルメスは、生地ライプツィヒで学んだ後、いくつかの国際コンクールで受賞した後、1996年からドイツの歌劇場を中心に活動を本格的に開始、やがて古楽から前期ロマン派までのピリオド・アプローチによる演奏領域をレパートリーの中心に据えるようになり、オペラにコンサート、レコーディングに熱心に取り組んできました。 これまで彼女が録音をおこなったレーベルは、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、アルヒーフ、ヴァージン、CPO、ナイーヴ、ベルリン・クラシックス、フェニックス、アルテ・ノヴァ、アルファなどかなりの数にのぼります。それらのディスクのいくつかは、ドイツ・レコード批評家賞やエコー賞、ミデム賞といったAWARDSのほか、ディアパゾン・ドールやBBCミュージック・チョイス、グラモフォン月間賞、ル・モンド・ド・ラ・ミュジクのCHOCなどにも選ばれています。【叙情的アリア集/コローリ・ダモーレ】今回のアリア集「コローリ・ダモーレ(愛の色)」は、彼女のドイツ・ハルモニア・ムンディ第3作となるアリア集で、前作「ラーヴァ(溶岩)」と同じくクラウディオ・オゼーレ指揮する古楽器アンサンブル「レ・ムジケ・ノヴェ」と共演したものです。 前作は切れ味鋭いコロラトゥーラを駆使した珍しい作品集でしたが、今回は一転してしっとり叙情的な表現も見せる美しいアリア集という内容になっています。ただし、レパートリー選択にはこだわりを見せる彼女らのことですから、今回もほとんどのアリアが世界初録音という点では前作と同じスタンスがとられています。【クラウディオ・オゼーレ】これは指揮者のクラウディオ・オゼーレが、バロック時代の楽譜の研究家で、ヴィヴァルディのオペラをはじめ、サリエリの楽譜の復興にも携わっていたことが大きく関わっています。オゼーレは、コロラトゥーラ・メゾの大家でもあるチェチーリア・バルトリのアルバムで楽譜監修もおこなっていたという実績を持ってもいます。【レ・ムジケ・ノヴェ】そんなオゼーレによって2001年に創設されたのが古楽器アンサンブルの「レ・ムジケ・ノヴェ」です。気ごころ知れた彼らのアンサンブルは合奏もよく合い、歌手との呼吸もぴったりですが、実演ではクルト・ワイルなども演奏してしまったりするので、妙な学究的な姿勢を貫く頑固さとは無縁の柔軟さが楽しく好ましくもあります。リスナーに新たな音楽体験を提供し続ける姿勢が素晴らしいアンサンブルです。(HMV)【収録予定曲】・A.スカルラッティ:「Il mar de le mie pene」「Ondeggiante agitato」「Cara tomba」「Canta dolce il rosignolo」「Qui dove... Torbido irato e nero」・G.B.ボノンチーニ:「Frondi tenere... Ombra mai fu」「Dice Tirsi」・カルダーラ:「Ha vinto Amor... Per combatter con lo sdegno」「Se vedrai avvampar le lucciolette」「Fiamma ignota」・A.M.ボノンチーニ:「Piu che freme il nembo irato」「E'deliquio... Sonno se pur s'e sonno」・マテイス:「Balletto」・ブロスキ:「Chi non sente」 ジモーネ・ケルメス(ソプラノ) レ・ムジケ・ノヴェ クラウディオ・オゼーレ(指揮) 録音時期:2010年4月21〜25日 録音場所:グスタフ・マーラー・オーディトリウム 録音方式:デジタル(セッション)Powered by HMV