ヤンソンスに見出された俊英ネルソンス手兵バーミンガム市響とのチャイコフスキーアラベラ・美歩・シュタインバッハーとのショスタコーヴィチの協奏曲(ORFEO687061)でも注目された俊英アンドリス・ネルソンス。音楽監督に就任したばかりの手兵バーミンガム市響を率いて、指揮者としてORFEOより本格的デビューを飾るアルバムは、地理的な要因からも若いころにつねに強い影響を受けていたと語るチャイコフスキー。 同じラトヴィア生まれの指揮者ヤンソンスに見出されたネルソンスですが、ちょうど師ヤンソンスがオスロ・フィルとのチャイコフスキー全集で大きな飛躍を遂げたように、決然としたテンポとスケールの大きさとで、あらたなカリスマ指揮者の誕生を予感させるに十分な内容といえるでしょう。【アンドリス・ネルソンス】1978年ラトヴィアのリガに生まれる。母はラトヴィアで初めての古楽アンサンブルを結成し、父は合唱指揮者、チェリスト、教師。少年時代はトランペットとバス=バリトン歌手として研鑽を積む。サンクト・ペテルブルクでアレクサンドル・ティトフに指揮を師事、また、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラのマスタークラスを受講。トランペット奏者としてオスロ・フィルに急遽出演した折に、同郷の指揮者マリス・ヤンソンスの目に留まり、2002年以来指揮を学ぶ。 2007年10月、サイモン・ラトルの25歳に次ぐ29歳の若さでバーミンガム市響の首席指揮者と第12代音楽監督に指名され、2008年9月より3年の任期で現在に至る。 並行してコンサート、オペラハウスともに活躍の場を拡げており、ロイヤルコンセルトヘボウ管、チューリヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、シュターツカペレ・ベルリン、フランス国立管、ピッツバーグ響に登場しているほか、ウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイロイト・オペラにも客演を果たしている。(キングインターナショナル)【収録情報】チャイコフスキー:・交響曲第5番ホ短調Op.64・幻想序曲『ハムレット』Op.67 バーミンガム市交響楽団 アンドリス・ネルソンス(指揮) 録音時期:2008年10月16-17日 録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール 録音方式:デジタル(セッション)Powered by HMV