ポップのリート・リサイタル!シューベルトからシェーンベルクまで!ルチア・ポップ[1939-1993]が1984年7月に、ミュンヘンの由緒ある劇場、クヴィリエ劇場で行ったリート・リサイタルのライヴ録音です。44歳のポップは円熟期へと向かおうとする頃。温かみのある瑞々しい美声に円熟した味わいが加わり、包み込むような安心感を与えてくれます。得意のシューベルトを中心としつつ、R.シュトラウスとシェーンベルクを加えたプログラム。ポップはシェーンベルクの4つの歌曲 Op.2を好んでいたようで、前年のエジンバラ音楽祭でのリサイタルでも歌っています(BBCL4148)。このミュンヘンでのライヴは、小ぶりの劇場ということで聴衆との一体感が強く感じられ、CDを聴きながら自分も劇場で聴いているような気分になります。(キングインターナショナル)【収録情報】シューベルト:・少年 D692・茂み D646・流れ D693・蝶々 D633・薔薇 D745・溢れる愛 D854・私の心へ D860・泉のほとりの若者 D300・恋する女の手紙 D673・孤独な男 D800シェーンベルク:・4つの歌曲 Op.2(期待/おまえの黄金の櫛を僕におくれ/高揚/森の太陽)R.シュトラウス:・オフェーリアの3つの歌 Op.67-1/3・私の眼 Op.37-4・わが子に Op.37-3・サフラン Op.10-7・もの言わぬ花々 Op.10-6・父は言った Op.36-3・万霊節 Op.10-8シューベルト:・シルヴィアに D891・至福 D433 ルチア・ポップ(ソプラノ) アーヴィン・ゲイジ(ピアノ) 録音時期:1984年7月25日 録音場所:ミュンヘン、クヴィリエ劇場 録音方式:ステレオ(ライヴ)Powered by HMV