★第50回グラミー賞(Best Compilation Soundtrack Album For Motion Picture, Television Or Other Visual Media)受賞!
ビートルズが60年代に伝え続けてきたテーマは“LOVE”。そして21世紀の現在、“LOVE”をテーマにしたビートルズの最新作がついに解禁!!!
ビートルズのプロデューサーにして“5人目のビートルズ”ともいわれるジョージ・マーティンが、息子ジャイルズ・マーティンとともにビートルズの曲を新たに構築し直した作品がこの『LOVE』。ジョージ・マーティンは当初、これらトラックをサーカス集団シルク・ド・ソレイユがラスベガスで行なっている「LOVE」(ビートルズをモチーフにした公演)のために制作していたけれど、結果として新しいビートルズのアルバムを作りあげることになったとのこと。ビートルズのすべての曲を聴きなおし、楽器やヴォーカルなどのトラックごとに解体し、別の曲を組み合わせて新たなサウンドを生み出すことに成功。「この曲の中にあの曲のフレーズが!?」「あの曲のリズムにこの曲のヴォーカルが!?」など、ファンにとっては驚きと興奮の連続。しかしビートルズをあまり聴いたことがない人にとっては新鮮な感動を与えてくれます。21世紀のビートルズ・サウンドを集大成した、まさに“『レット・イット・ビー』以来の新作”と言ってもいい作品。すべてのビートルズのアルバムがそうであるように、 本作『LOVE』も“21世紀のビートルズ”を伝える最新作として、音楽史に新たな金字塔を打ち立てることでしょう!
タワーレコード(2009/04/08)
〈ノンストップ・サイケデリック・ミックス〉と書くとまるでトランスのようだが、思わずそんな表現をしたくなるほどに斬新かつ奇抜な〈新作〉の登場だ。ジョージ・マーティン親子がビートルズの楽曲をトラックごとに解体して再構築。時には繋ぎ、時には重ね、さらに新たなサウンドを装飾して加工したナンバーが曲間なしで展開されていく。このめくるめくサウンドスケープにはただただ圧倒。迫力に満ちた音質も素晴らしい。
bounce (C)北爪 啓之
タワーレコード(2006年12月号掲載 (P103))