注目の新星アルベルト・カノ・スミト初のソロ・アルバムで『フーガの技法』を録音。驚異的なテクニックと構築性1996年スイス生まれの、スペイン=オランダのピアニスト、アルベルト・カノ・スミト。2017年ナウムブルク・コンクール、および2019年ヤング・コンサート・アーティスツ・コンクールでそれぞれ第1位を獲得しました。9歳のとき、スペインのモンセラット修道院で音楽教育を受け、そこでの生きたポリフォニー音楽についての演奏を通じての学びが重要な役割を果たしています。ジュリアード音楽院にも学び、ロバート・マクドナルドに師事、アルトゥール・ルービンシュタイン賞を受賞しています。リチャード・グード、スティーヴン・ハフのもとでも研鑽を積みました。特にハフには大きな影響を受けており、2019年のカーネギー・ホールでのデビュー・リサイタル時、ハフの楽曲を世界初演しております。このたび初のソロ・アルバムをリリースするにあたり、バッハの究極の作品である『フーガの技法』を選択したというのも注目に値します。強靭かつ精確な音色と、驚異的な構築性を兼ね備えたピアニストです。 未完に終わっている『コントラプンクトゥス14(未完の三重フーガ)』を未完のままに演奏、つづいて『フーガの技法』の初版の楽譜に収められているコラール『汝の御座の前に、われはいま進み出で』 BWV.668を演奏してディスクを締めくくります。「この曲の冒頭の音を初めて聴いたとき、作品を通して宇宙全体がゆっくりと姿を現していくような印象を受け、心を奪われたことを覚えている。いかにこの楽曲が複雑かということをすぐには理解できなかったけれど、私は音楽に深く心を動かされた。このアルバムは、このことをすべての音楽愛好家に伝えたいという私のささやかな試みである。この発見の旅に参加してくれたすべての人に感謝している。」〜スミトの言葉、抄訳(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● フーガの技法 BWV.1080● コラール『汝の御座の前に、われはいま進み出で』 BWV.668 アルベルト・カノ・スミト(ピアノ) 録音時期:2024年6月 録音場所:ステレオ(デジタル) 収録時間:80分Powered by HMV