ブラジル民俗音楽とクラシックのネオ・ロマンティックな融合ゲーハ=ペイシェ:ヴァイオリン・ソナタ集ルーカス・マルチンス(ヴァイオリン)、エルベル・フェルナンジェス(ピアノ)ブラジルの作曲家、セーザル・ゲーハ=ペイシェ(1914-1993)は、ポルトガル移民の息子として避暑地ペトロポリスで誕生(タリアフェロの生地)。アマチュア音楽家だった父は音楽教育を重視し、ゲーハ=ペイシェはギター、マンドリン、ピアノ、ヴァイオリンを就学前に学び、地元のサンタ・セシリア音楽学校に進んでからはヴァイオリンを専攻。卒業後はリオデジャネイロ国立音楽院でヴァイオリンと和声、室内楽を修め、ブラジル音楽院で作曲を学んでいます。 民俗音楽の宝庫でもあるブラジルに育ったゲーハ=ペイシェは、対位法から十二音までさまざまな技法を駆使した作品で注目され、九重奏曲はシェルヘンが各地でとりあげたりもしましたが、やがて民俗音楽の本格的な収集を始めてクラシック音楽への取り込みを狙った作品を書くようになります。 このアルバムに収録された作品の作曲時期は1944年から1978年までと幅広く、十二音風な小品「ムジカ」から民俗音楽と融合したヴァイオリン・ソナタ第2番まで。ゲーハ=ペイシェの作風の変遷も追いかけられるようになっています。 演奏はブラジルの中堅奏者2人によるもので、音の良い小ホールにつややかに鳴り響くヴァイオリンの美音と、バランスの良いピアノの音が優れた品質で収録されています。 ブックレット(英語・8ページ)には、演奏の2人による解説が掲載。Brilliant Classics ・ Piano Classics ・ Berlin Classics ・ Neue Meister 演奏者情報ルーカス・マルチンス (ヴァイオリン)サンパウロ郊外のジュンジアイに誕生。サンパウロ大学で音楽学士号、テネシー大学で音楽修士号、ネヴァダ大学で博士号を取得。マルチンスはブラジル音楽の遺産を伝えることに尽力しています。エルベル・フェルナンジェス (ピアノ)1987年、サンパウロに誕生。サンパウロ大学とフォート・ヘイズ州立大学で音楽学位を取得し、コロラド北部大学でピアノ演奏の博士号を取得。バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、数々のピアノ・コンクールで受賞し、著名な音楽家と共に著名な会場で演奏。現在は、ブラジルとロマン派のピアノレパートリーの演奏と研究に専念しています。 トラックリスト (収録作品と演奏者)CD 49'52セーザル・ゲーハ=ペイシェ (1914-1993)ヴァイオリン・ソナタ第1番 (1951)1. 第1楽章 アレグロ・モデラート 2'312. 第2楽章 アンダンテ・コン・モート 5'153. 第3楽章 アレグロ 9'24ヴァイオリン・ソナタ第2番 (1978)4. 第1楽章 アレグロ・コモド 7'575. 第2楽章 レチタティーヴォ 5'176. 第3楽章 スケルツォーゾ 4'183つの小品 (1957)7. 第1曲 アレグレット・モデラート - バイヨン・ジェ・ヴィオラ 2'598. 第2曲 アンダンティーノ - ヘーレ・ジェ・デフント 5'019. 第3曲 アレグレット - トーケ・ジェージェ 1'09ムジカ (1944)10. ラルゴ 2'2211. アレグロ 3'11ルーカス・マルチンス(ヴァイオリン)エルベル・フェルナンジェス(ピアノ)録音Powered by HMV