ウィスペルウェイの超絶技巧が冴えわたる!シューベルトのロンドウィスペルウェイとジャコメッティによる、シューベルトとブラームスのデュオ(ピアノとその他の楽器)の全曲録音プロジェクト、第4弾の登場です。 ウィスペルウェイとジャコメッティによるシューベルトは、どこか鬼気迫るような緊迫感。軽やかでリズミカルなはずの楽章もどこか狂気すら感じさせる演奏です。終盤の超絶技巧も鮮やか。新しい『ロンド』の登場といえるでしょう。ブラームスのヴァイオリン・ソナタはチェロで演奏するにあたり移調して演奏されていますが、この作品が持つ世界がまた一段と深くなって響いてくるようです。クラリネット・ソナタも息の長い歌い回しとウィスペルウェイの作品の本質を突くような音色にはっとさせられる瞬間の連続。ウィスペルウェイの音楽がますます深まり、研ぎ澄まされていることを感じる1枚です。(写真© Stephan Vanfleteren)(輸入元情報)【収録情報】● シューベルト:ロンド ロ短調 op.70, D.895(原曲:ヴァイオリンとピアノ)● ブラームス:ソナタ ニ長調 op.78(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78)● ブラームス:ソナタ ヘ短調 op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 op.120-1) ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ) パオロ・ジャコメッティ(ピアノ) 録音時期:2017年2月15-17日 録音場所:ライデン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV