特集1 奈良にも戦争があったー奈良の戦争遺跡ー 終戦から80年となる節目の夏を迎えた。日本人だけでも300万人以上が犠牲になったともいわれる史上最大規模の戦争を体験した当事者世代は少なくなり、戦争の記憶が遠ざかろうとしている。沖縄戦や広島・長崎への原子爆弾の投下など、日本各地が戦禍に巻き込まれたが、奈良も例外ではなく、空襲による被害などを受けている。日本の他の大都市に比べ被害が少ないため、あまり知られていない奈良の戦争について改めて見つめ直すとともに、奈良市で平和学習のフィールドワークを行うなど奈良の戦争遺跡などについて調べる深沢吉隆・奈良県立同和問題関係史料センター所長に話を聞いた。