ガーディナー・ブラームス・ツィクルス、ついに完結!有機的意味合いをもった見事なプログラム感動のフィナーレSDGレーベルのガーディナーによるブラームス交響曲シリーズの完結編の登場です。第4番と、この作品をブラームスが書くにあたって特に大きな影響を受けた作品という、いつもながら思慮に富んだカップリング。 2年間にわたるガーディナーの「ブラームスとその先駆者たち」プロジェクトでは、ブラームスだけではなく彼が影響を受けた作曲家たちの作品を同時に取り上げて、ブラームスの創作の足跡を様々な角度からたどってきました。今回のメイン・プログラムである第4番交響曲は、バロック音楽の影響を濃厚に受けています。終楽章は、バッハのカンタータ150番の合唱曲『私の目は常に主に注がれています』の直接的な影響がみられ、また、ベートーヴェンの『コリオラン』序曲に負っている部分も大きいです。このことについては、ガーディナーがブックレットでディスクの分数を示唆しながら詳しく語っています。また、ブラームスは、ガブリエリやシュッツの作品の指揮をするのが好きだったということは意外と知られていない事実。彼らの作品の影響を、ブラームスの宗教的歌曲に聴くことができます。それぞれの曲の演奏が素晴らしいことは言うまでもありませんが、すべてのプログラムが有機的意味合いをもっているため、ブラームスの魅力、それぞれの作品の魅力が互いに高められており、この1枚は何倍もの価値をもったものとなっています。(キングインターナショナル)【収録情報】・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 op.62・ガブリエリ:サンクトゥス、ベネディクトゥス(12声)・シュッツ:『サウル、サウル、なぜ私を迫害するのか』SWV 415・J.S.バッハ:合唱『私の目は常に主に注がれています』、『主は私の足を』〜カンタータ『主よ、われは汝を求む』BWV 150より・ブラームス:宗教的歌曲『惜しみなく与えよ』op.30(合唱)・ブラームス:混声8部合唱曲『祭典と記念の格言』op.109・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98 モンテヴェルディ合唱団 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) 録音時期:2008年10月5-8日 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール 録音方式:デジタル(ライヴ)Powered by HMV