「惚れ薬なんて必要ない、だってもう惚れてる」薬に溺れ蒸発した友人が残した借金を、ただ無気力に返済する日々を過ごす悠雅が出会ったのは、巷で噂の「惚れ薬売り」のリトだった。薬なんて嫌いなはずなのに、なぜかこの人のことを放っておけないーー。悠雅は初めて抱く強烈な気持ちの正体を突き止めるべく、何かと絡まれがちなリトの用心棒に立候補し、家に転がり込み、行動を共にすることに。朴訥とした振る舞いとは裏腹に、グイグイと距離を詰めてくる悠雅。初めは厄介に思うリトだったが、真っ直ぐに向けられる悠雅の視線を、熱を、次第に心地よく感じるようになり…?