天才アコーディオン奏者の表現力に驚くユニークなアルバムサラエボ - マックス・リヒター、バルトーク、デスナー、他ゴラン・ステヴァノヴィチ(アコーディオン)17世紀から大国に翻弄されてきた都市サラエヴォは、今年、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争終結から30年を迎えます。このアルバムの演奏者、ゴラン・ステヴァノヴィチはボスニア・ヘルツェゴヴィナの生まれで、幼少期に紛争を経験。サラエヴォの歴史を振り返り、平和への願いをこめて制作された非常に手の込んだアルバムです。 ステヴァノヴィチは自分1人でアコーディオンの2重奏をおこなうために、古いアコーディオンのリード・ボックスの部分を取り出してスタンドに固定、口で吹けるようにして独特のサウンドをつくりあげています。 収録楽曲は、バルトークから自作まで多彩で、冒頭のマックス・リヒターのメランコリックで美しい「サラエヴォ」から、アルバム最後を盛り上げるブライス・デスナーの「家路」までその多様な響きには驚くばかり。デスナーの「家路」はクロノス・カルテットの演奏で有名になったシャープでパワフルな作品。そのあとに続くのはハイネの詩「アスラ」の朗読という凝った構成です。 装丁はデジパック仕様で、ブックレット(英語&ドイツ語・16ページ)には、ハンブルクのエルプ・フィルハーモニー(ホール)の広報担当、トム・R・シュルツによる解説が掲載。Berlin Classics ・ Neue Meister ・ Brilliant Classics ・ Piano Classics トラックリスト (収録作品と演奏者)CD 47'20マックス・リヒター (1966- ドイツ) (編曲:ステヴァノヴィチ)サラエヴォ1. 4'14ゴラン・ステヴァノヴィチアスラ2. 3'58ゴラン・ステヴァノヴィチセヴダ・ヴァーセズのバルトークの再構成3. 第1節 2'594. 第2節 4'255. 第3節 1'57ベーラ・バルトーク (1881-1945 ハンガリー) (編曲:ステヴァノヴィチ)農民の歌6. 4'14キナン・アズメ (1976- シリア) (編曲:ステヴァノヴィチ)プレリュード7. 3'14ゴラン・ステヴァノヴィチタフテ8. 2'36ギイェルモ・ラーゴ(本名:ウィレム・ファン・メルワイク) (1960- オランダ)Powered by HMV