楽想の豊かさに驚くトゥリーナのピアノ三重奏曲トゥリーナ:ピアノ三重奏曲全集オルフェリオン・アンサンブル 、 ダニエル・デル・ピーノトゥリーナは、故郷セビリアからパリへ移り住んだ後、同郷のアルベニスの励ましを受け、真にスペイン的な語法を自ら見出しました。ピアノ三重奏曲ヘ長調は、トゥリーナの初期の傑作に数えられますが、長年行方不明となり、1999年にようやく再発見されたというもの。 トゥリーナが自信をもって第1番と名付けた三重奏曲は最初のヘ長調三重奏曲の22年後に書かれており、豊富な旋律素材を凝った技法で組み合わせ、半音階的な兵家の効果的。 第2番は楽想が非常に豊かさで、変化に富む進行が素晴らしい聴きものとなっています。 晩年の「シルクロ」は、約50万人が犠牲になったスペイン内戦が終わって3年目に書かれたもので、日の出、正午、夕暮れという円環のような日常を描く作品。戦争の後では繰り返される平和な日常がなによりも有難いということでしょうか。 演奏のデボラ・ゴンサルベスとベルトルト・ハンブルガーはスペインのガリシア交響楽団に所属する同僚で、デュオ「オルフェリオン」としてヨーロッパ各地やインド、日本、南米などで演奏。ピアノのダニエル・デル・ピーノは国際的に活躍するスペイン人ピアニストで、ここではときに強力な打鍵で刺激をもたらしています。 ブックレット(英語、スペイン語・12ページ)には、指揮者、作曲家のホセ・ラモン・エンシナルによる解説などが掲載。Brilliant Classics ・ Piano Classics ・ Berlin Classics ・ Neue Meister 演奏者情報デボラ・ゴンサルベス (ヴァイオリン)スペインのヴァイオリニスト、デボラ・ゴンサルベスは、インドのボンベイ(現・ムンバイ)で生まれ育ち、ヴァイオリンのレッスンを開始。故郷で腕を磨いた後、ウィーン国立音楽大学でエドゥアルト・メルクスとクラウス・メッツルに、コペンハーゲンでミラン・ヴィテックに師事したのち、ウィーンでゲルハルト・シュルツらに室内楽の指導を受けています。 室内アンサンブル「オルフェリオン」の創設メンバーとして活動するほか、ソリスト、室内楽奏者、ガリシア交響楽団員として、ヨーロッパ諸国からインド、南米、日本まで、世界各地で演奏。使用楽器は、2008年にマルティン・シュレスケが製作したヴァイオリン。 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。ベルトルト・ハンブルガー (チェロ)オーストリア系ドイツ人チェリスト、ベルトルト・ハンブルガーはミュンヘン育ち。ハインリヒ・クルークにチェロの手ほどきを受け、その後、ウィーンでトビアス・キューネとヴァレンティン・エルベンに師事。 室内アンサンブル「オルフェリオン」の創設者としての活動のほか、ソリストおよび室内楽奏者、ガリシア交響楽団員として、ドイツ、オーストリア、スイス、スペイン、インド、日本、南米で演奏。音楽以外にも物理、天文、航空などの科学分野に詳しく、民間航空輸送パイロットの免許も所持。また、MENSAインターナショナルおよび惑星協会の会員でもあります。使用楽器は、マルティン・シュレスケが製作したチェロ。 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。ダニエル・デル・ピーノ (ピアノ) トラックリスト (収録作品と演奏者)CD 71'49ホアキン・トゥリーナ (1882-1949)ピアノ三重奏曲 ヘ長調 (1904) 24'261. 第1楽章 レント - アレPowered by HMV