音楽は、《作品》ではない、《実践》なのだ!音楽を愛するすべてのひとに既成概念を根底から転倒させ、わたしたちを《音の現場》へといざなう画期的な評論、待望の全訳。musicking[mjuːzikiŋ]【名】to music(音楽する)の動名詞形。各自の立場を問わずに音楽的なパフォーマンスに加わること。演奏者やリスナー、ダンサーから、ローディー、チケットの売り子や清掃係などの裏方まで、その場に集うすべての者が《音楽》に参加し、《音楽》を共有し、《音楽》に貢献している、という考え。クリストファー・スモールによって提唱され、本書のタイトルとなり、世界各国で多くの支持を得ている。プレリュード 音楽と音楽すること第1章 聴くための場所第2章 コンサートとは現代的な出来事である第3章 見知らぬ者同士が出来事を共有するインターリュード1 身ぶりの言語第4章 切り離された世界第5章 うやうやしいお辞儀第6章 死んだ作曲家たちを呼び起こすインターリュード2 すべての芸術の母第7章 総ス コア譜とパート譜第8章 ハーモニー,天国のようなハーモニーインターリュード3 社会的に構築された意味第9章 劇場のわざ第10章 関係を表現する音楽のドラマ第11章 秩序のヴィジョン第12章 コンサート・ホールではいったい何が起こっているのか?第13章 孤独なフルート吹きポストリュード これは良いパフォーマンスだったのだろうか? そしてそのことをあなたはどうやってわかるのだろうか?参考文献索引訳者あとがき