表現力と技巧を駆使したベレゾフスキーによるドラマティックなブラームス濃厚な表現力と卓越した技巧で聴衆を魅了するロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー。2011年最新アルバムは名盤ひしめく、ブラームスの傑作ピアノ協奏曲第2番。音楽性はもちろんピアニストに高い技巧を要求する難曲です。伴奏は何度も共演しているドミトリー・リス率いるウラル・フィル。本拠地エカテリンブルグでのライヴ収録です。 第1楽章冒頭の美しいホルンの響きに乗って雄大にピアノが入ってきてオケの合奏につなげ、再度ピアノ・ソロがバリバリと情熱的に歌いオケが表情豊かに旋律線を奏でる、メリハリのきいた演奏を展開します。シャープなタッチと内面から湧き上がる哀愁を湛えたピアニスティックな第2楽章。チェロの渋い旋律が静かなオケをバックに奏で、儚げにピアノが登場する第3楽章は至上の音楽。第4楽章では一転リズミカルで明るい曲調となり華やかに終わりをむかえます。ブラームス特有の重厚な音の響きは、ベレソフスキーの力強いタッチと推進力でオケを引っ張っていき、決して混濁することなく煌めく極上のブラームスを聴かせてくれます。 カップリングの高度な技巧とロマンティシズムを要求されるパガニーニの主題による変奏曲はベレゾフスキーの真骨頂。奔放で情熱的なリズムと哀愁漂う旋律が特徴のハンガリー舞曲からは第1、2、4番を収録。心行くまで音楽を堪能できる王道の演奏です。(キングインターナショナル)【収録情報】ブラームス:1. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.832. パガニーニの主題による変奏曲 Op.353. ハンガリー舞曲集(第1番ト短調/第2番ニ短調/第4番ヘ短調) ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団(1) ドミトリー・リス(指揮:1) 録音時期:2010年11月 録音場所:エカテリンブルグ 録音方式:デジタル(ライヴ:1,3、セッション:2)Powered by HMV