すべてを 超える。
アクションに酔え。怪奇に震えろ。これがNEXTエンタテインメントだ!
2005年、石ノ森章太郎の原作漫画をベースに現代視点でまったく新たに映画化され反響を呼んだ『仮面ライダー THE FIRST』。その公開時から沸き起こったのが、続編を熱望する声の数々。そうしたファンの声に応え、満を持して製作された『仮面ライダー THE NEXT』。本作の示す“NEXT”はただの続編という意味ではない。新たなキャラクターの出現と新たな挑戦を意味している。仮面ライダー史上最高視聴率をたたき出し、シリーズ化を決定付けた作品となった“V3”の登場は本作のボルテージを一気に高める。そして、新たな挑戦は、今や世界をも席巻するジャパニーズホラーの要素。元来“怪奇アクション”というジャンルとして制作されたTVシリーズ第一作を踏襲するもの……というだけでなく現代的な演出を用いて“仮面ライダー”のタイトルが持つ可能性をまたひとつ切り開く。また、前作を凌ぐ目を見張るバイクアクションをはじめとした、スピーディでインパクトあるアクションシーンの数々は、特撮映画は愚か、日本映画の枠を超えた圧倒的アクション映画が誕生したと言えるだろう。さらに、アクションヒーローとしてだけではなく、彼らが人間であることを示すドラマも健在だ。改造人間という、人間ならざるものとなった本郷や一文字の苦悩、対する風見志郎=V3が抱く葛藤を細やかに描き出し、三者三様の人間模様を浮かび上がらせている。あらゆる意味で、《伝説的原点》を《話題の前作》を遥かに超えた“NEXT ステージ”の「仮面ライダー」、それこそが『仮面ライダー THE NEXT』なのである。
タワーレコード(2009/04/08)